張力式スミロングCの施工方法

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施工時の5つのポイント

1.端末引留装置の張力は、基準に従い確実に調整してください。

布設時の周囲温度とバネの長さ

ブラケットとの間隔aが狭すぎると、スミロングC本体が伸びた際に金具が当たりバネ力が利かなくなりますので、トロリー長さにより50~150mm以上開けて施工してください。

2.コレクター取付用角棒は、ねじれないように正しく固定してください。

3.本体とコレクターの中心が揃うようにしてください。

  • LとA、lとaは同一寸法にしてください。
    ~接触不良およびコレクターの脱線などの原因となります。

4.コレクター取付用角棒と本体の摺動面までの高さは、115mm±15mmとしてください。

  • コレクターは、スミロングC本体にねじれないよう平行に取り付けてください。
  • コレクター取付用角棒は、25mm角棒を使用してください。

コレクターの取付けは、→印の方向に合わせてください。

5.スミロングC本体の傾きやねじれにご注意ください。

  • 本体が傾きますと集電アームの脱線が起こります。
    施工の際、傾きが生じていたら、修正してください。
    また、スパークによる導体の損傷の原因となります。
  • ねじれが発生した場合には、スペーサーを取付けて修正してください。
  • カールした状態ではトロリー線を延線しないでください。

5°以上傾けて施工しないでください。

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